3次元モデル表現『CSG』
2008年6月 8日
Constructive Solid Geometryを直訳すると、『構成立体表現』です。
CSGは、プリミティブと呼ばれる基本的な立体形状を組み合わせることで、立体を表現します。
プリミティブの例は以下のものがあります。
プリミティブをすこし詳しく説明します。
プリミティブには、タイプが3つあります。
●有限ソリッド・プリミティブ
大きさが有限で内側と外側の境界が明確な形状
プリミティブの例で上げた、立方体や円すい、球などである。
●有限パッチ・プリミティブ
大きさが有限で厚さがなく、内側と外側の境界が明確でない形状
円盤、多角形、三角形、メッシュなどがある。
●無限パッチ・プリミティブ
大きさが無限で厚さがなく、内側と外側が明確な形状
2次曲面、3次曲面、4次曲面、高次曲面、無限平面などである。
有限パッチ・プリミティブは、内側がはっきりと定義できないため、CSGでは使用できない場合がある。
CSGには、4つのタイプがあります。
●論理和
複数の物体の結合のこと。
●論理積
複数の物体の共通部分のこと。
●論理差
ある物体から別の物体との共通部分を取り除くこと。
●マージ
論理和による物体の内側の境界を取り除くこと。
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カテゴリー:3次元CADの概念
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